撮り比べてわかるシャッター速度、ブレを生かして動くものを撮影する

シャッタースピードを速くした写真カメラ

被写体にあわせてシャッタースピードを変える

前回、露出を決める要素のひとつとしてシャッタースピードを上げました。シャッタースピードは動くものを撮影する際にも重要な要素となります。今回はそんなシャッタースピードに関してです。

シャッタースピードを速くして撮影する。

シャッタースピードを速くして撮影する場合は、動いているものをぶれずにとる場合です。
鳥や動物、乗り物、運動会などです。
手ぶれしないシャッタースピードは1/焦点距離が目安です。
50mmの単焦点なら1/50で十分ですが、
200mmの望遠だと1/200は最低でもほしいということになります。
速くしすぎると暗くなるので、絞りや天候により変わりますが、(1/焦点距離)を保ちつつ露出を調整する必要があります。運動会は1/500~1/1000くらいが目安です。
連射を組み合わせることも効果的になります。
水しぶきなどはシャッタースピードを上げるとしずくを一粒一粒捉えた撮影が可能です。

シャッタースピードを遅くして撮影する。

遅くするほど、明るくなりブレます。ブレを生かした写真を撮ることができます。1/10秒くらいでとると歩いている人間がぶれるくらいになります。

下は自転車をブレさせた写真になります。外国の方はブレの方が好きだという話を聞いたことはあります。(科学的な根拠は知りません。)

ぶれた写真

風景を撮りたいけど、通行人がたくさんいるときにこう方法を使うと、通行人だけブレて、風景はぶれない写真になります。(ただし、しっかりとカメラをもって撮影してください。)ぶれさせることで、人物がはっきりと認識できなくなり、風景が際立ち、肖像権などの問題も少なくなります。シャッタースピードが遅いほど光を多く取り込むのを利用するのが、イルミネーションや花火の撮影です。

また、水の流れをしっかりと写したいときはシャッタースピード遅めで撮影します。

また、自動車のヘッドライトがレーザーのようになっている写真もシャッタースピード遅めや、押している間シャッターが開き続けるbulbで撮っていたりします。

滝や川は1/10から数秒のシャッタースピードで撮ると滑らかな感じになります。

明るくなりすぎる事への対策

シャッタースピードが遅すぎると、明るくなりすぎてしまうため、注意が必要です。NDフィルターなどを使って光を抑える方法もあります。

流し撮り

シャッタースピードを遅めにして、動いている被写体にあわせてカメラを動かすことで、流し撮りができます。背景がぶれている写真は流し撮りを使った写真です。流し撮りは被写体によりますが、車くらいなら1/30くらいです。

シャッタースピード動くものの印象は変わる

今回はシャッタースピードについて書いてみました。
シャッタースピードは、同じものでも違う速度で撮るとぜんぜん違うので、いろいろ試してみると楽しいです。
シャッタースピード長めと短めで撮り比べてみました。一枚目:速くして撮影/二枚目:遅くして撮影
シャッタースピード速い シャッタースピード遅い
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