三分割構図
困ったときの三分割構図です。
被写体を見つけたらまずは三分割構図で撮ってみるといいと思います。
とにかく収まりがいいことが多いです。
撮り方は簡単で、目に付くものを画面を3分割した位置に配置して撮影するだけです。
三分割構図は応用が利きやすく、黄金比の構図なども三分割構図の応用に当たります。
ポートレート撮影でも有効な構図です。
ぜひ挑戦してみてください。
シンメトリ構図
下の写真を用に左右がほぼ同じになるように撮った写真をシンメトリ(対称)構図といいます。
人間はシンメトリな状態を美しく感じるようになっているそうです。
富士山や桜の花、満月など日本古来から美しいとされているものは左右対称ですね。
写真では、よく逆さ富士のように湖に写った富士山を縦のシンメトリな写真を撮ったりします。
お城や、お寺の写真も、シンメトリに見える場所を調べて撮るといい写真が撮れると思います。
また、鳥居は、撮り易いシンメトリな被写体のひとつです。
何重にも重なっている鳥居を、シンメトリ構図で撮るとなかなかきれいな写真になります。
日の丸構図
よくだめな構図の代表で日の丸構図があがることがあります。
この日の丸構図はあまりよくない例です。何も考えずにドンと主役を真ん中に持ってきて写したからです。
何も考えずに、ただ真ん中に被写体を配しただけの日の丸構図がだめな構図だと考えます。
きちんと、主役を真ん中に持ってきて、背景も考えて主役が際立つように配置した日の丸構図はよい構図になることと思います。

このくらい主役に存在感があれば、日の丸で撮ってもいいかもしれません。
特にインスタグラムのような正方形の写真では、ぱっと見たときに伝わり易い構図だと思います。
実際に花の写真をいつも日の丸構図で上げているインスタグラマーの人もたくさんいます。
ど真ん中でおさまりが悪い時は、少し左右にずらすとおさまりがよくなります。
ずらしすぎると三分割構図になります。気を付けてください。
困ったときに仕える鉄板構図
今回上げた3つの構図は、ある程度使う場所が決まっており、使う人も多いため、インスタ映えや参考にする写真が豊富にあります。そういう意味でも使いやすいです。
「使う人が多い=埋もれやすいという欠点」や、「なんにでも使える=被写体ありき」な面が多いですが、それでも、下手な小細工よりいい写真が撮れることも多いです。
冒険するまえに、何枚かこの鉄板構図で撮っておいて、そのあと冒険や遊び心あふれる写真を撮りに行くと違いを比較するのにも使えるので、撮っておいて損はないと思います。
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