料理の写真をいい感じに撮影する
インスタグラムでよく料理をあげる人を見かけます。
せっかく料理がうまくできても、写真で台無しにならないように料理写真に使える構図について書きたいと思います。
光の方向
料理を撮影する時のライティング(光の方向)ですが、逆光がオススメです。
逆光で撮ると、手前が暗くなります。そこで、ハイキー、ローキーの記事で書いた露出補正です。
手前が明るくなるように、プラス補正して撮影します。それでも足りないときはレフ版を料理の手前側におくと、さらに明るくできます。
C字構図で料理を撮影する。
料理の写真撮影に向いている構図にC字構図があります。
上のように皿の一部分を切ります。皿がC字を描く構図です。
逆光のため、手前に皿の陰が見えるのがわかります。
俯瞰でC字構図で取るといい感じに見えます。
人間の目がCの字を認識して、そこに眼が行くため、料理が際立って見えます。ただ日の丸で撮るなら、こちらを使うことをお勧めします。
S字構図で料理を撮影する
S字構図の例です。料理以外でも川や道路などの撮影に使ったりします。
料理宿栄太郎のすっぽん鍋(提供:平湯温泉の長瀬スッポン養殖場)の写真(ぱくたそ)
上のように料理をS字に配置して対角線構図でおくと写真撮影したときにバランスが取れます。
どちらかの皿(鍋)をC字のように横を切る方法も有効です。
この写真も逆光で手前に影ができています。カメラの露出補正を使いましょう。
こちらもS字で視線誘導されることで料理が眼に行きやすいです。
料理の写真撮影のまとめ
①逆光でプラスに露出補正する
②S字かC字に配置する。
③俯瞰で撮影する。
今回紹介した料理をいい感じで撮る写真撮影方法でした。