サンドイッチとジグザグで主題を際立たせる。
今回はサンドイッチ構図とジグザグ構図です。
サンドイッチは額縁、ジグザグはS字に似ている構図になります。
サンドイッチ構図
サンドイッチは上の写真のように右と左の木をパンに見立てて挟んだ構図です。パンではさむのは縦でもいいです。
はさむことではさまれた具(主題)が際立つという構図です。
額縁は4辺を囲っていましたが、サンドイッチは二辺なのが違います。
これも近くに高いビルや木が立っていないと、中々できませんが、普段の風景に飽きた時に、サンドイッチできるものを探して撮影してみると違った写真が撮れます。
ジグザグ構図
ジグザグ構図は簡単に言うと、S字の直線バージョンです。(S字構図は、後で例を載せます。)
ジグザグ構図の例です。
川に浮かぶ白い玉(電球)を近いほうから結ぶとジグザグになります。
対角線構図と相性がよいので、対角線構図とジグザグ構図を組み合わせました。
川と電球にそって視線が前から奥へと向かっていくイメージになります。
風景のS字構図C字構図の例
C字構図とS字構図の例です。
どちらも、川の形にそって視線誘導されるようになっています。
C字はカーブの部分、S字は川とその海に視線が行くように感じます。
視線の誘導
視線の誘導はデザインでも写真でも、とても大切にされる部分です。
写真の場合は構図や光を使うことで視線を誘導し、主題を活かします。
難しいことで著者も勉強中ですが、それを考えて撮るという行為を続けると、カメラがだんだんと楽しくなってきます。
どうやって撮ろうと思ったときにレパートリーを増やすという意味でも構図を覚えておくことは大事です。
今回はジグザグ、サンドイッチ、S字、C字構図でした。