いい写真の撮り方
フォトコン2019年9月号にとても興味深い記事が載っていたので少しだけ紹介したいと思います。
3の法則
まず、いい写真には3つの要素がある。
その3つとは、「光」「人物(人がいるのではなく、そこに動きがある)」「舞台(背景、風景)」「天気」「乗り物」「アングル・ポジション」「構図」などで、写真を構成できる要素たりえるものです。
3つの要素を持つ写真はよい写真になるということです。
背景+構図(主役を置く)ですでに2要素なので、後はそこに、光や天気や何かを加える観点が必要です。
これからは、写真を撮る際に、3つの要素を入れるように意識していきます。
3-1の法則
3に対してさらに1を加えて、よくする。
3つの要素のひとつに1を加えます。
3つの要素をどう撮るかにつながります。
人物がいるなら表情、光なら朝日や夕日の色といったものです。
1を取り入れるためにフレーミングを変えることも必要です。
雑誌に詳しい例が載っています。興味ある方は購入して一読してみたください。
足し算の法則
また、3-1の法則とは別に足し算の法則があります。(フォトコンとは関係ないです。)
フレーミングの段階での法則ですが、主題を捉え、その主題の魅力を引き出すために
背景やほかのものを少しずつ足していく方法です。
感覚的に引き算より足し算のほうが難しいです。足しすぎてしまうこともあります。
引き算の法則
足し算の細くとは逆に引き算の法則もあります。
主題を決め、不要なものを引き算していくほうが、足し算よりはわかり易いです。
デザインでもファッションでも写真でも、引き算は重要だといわれています。
フレーミングしたものから不要なものを引いていくというだけですが、非常に大切です。
フレーミングする要素の足し引き
3-1の法則という、興味深い方法とともにそれを実現するために足し算、引き算を行うこと必要があります。
難しい概念ですが、これができれば、ほかの写真と差がつけることができると思います。