モノクロで撮っている人は構図がうまい
モノクロ写真に調べる中でこういう言葉を使っている人が何名かいらっしゃいました。
確かに色がない分工夫するので、写真のレベルはアップしそうです。
そこで、今回は、モノクロ写真について書いてみます。
モノクロ写真とは
色が一色の写真をモノクロ写真といいます。白黒で撮っている場合が大体だと思いますが、
セピア色だったり、印刷会社にいたときには、シアン一色で印刷している物を見たことがあります。
モノクロ写真で大切なこと
第一に白と黒でとる場合、色がないです。彩度がゼロ。
「ここきれいだな」をいろなしで表現する必要があります。
色なしで表現する場合、濃淡、明暗、影のつき方、質感、構図などをうまく使う必要があると思います。
被写体選び、構図選択、色がない分それを補って写真を撮る必要があります。
モノクロ写真で映えるもの、映えないもの
モノクロ写真で映えるものは、色数が多いものです。色の種類が、そのまま濃淡などにつながっていき、モノクロでもよい写真に近づきます。
質感があるもの、人間の肌もそうですが、動物の肌や毛並みはモノクロで表現するとまた違った顔を見せてくれるはずです。
映えないものは波のない海、雲のない青空、夕日、夜空などです。
色があるからこそキレイなものというはあまりモノクロに向かないかもしれないですね。
赤くない夕日って、もはや意味がわからないと思います。
モノクロを撮影の楽しみつつ写真の腕を上げる。
色がない分、被写体選びや構図や光の使い方を工夫するモノクロ撮影は、楽しみながら写真の腕を磨くのに良いと思います。
モノクロ撮影で構図などを理解してカラーの撮影に戻ってくれば、モノクロ撮影で培った技術が行きて、より良い写真になってくれると思います。いや、思いたいです。
最後に、モノクロ撮影にはオールドレンズの淡い感じが相性が良かったりします。
オールドレンズを持っているけど、使っていない方はモノクロ撮影で使用してみてください。