風景をきれいに撮るコツってほどでもないけど
写真に撮ったら絶景がぜんぜん絶景じゃない経験のあるあなた。
わかります。よくあります。風景をきれいに撮るためにやれそうなことを書いてみました。
写真撮影に役立つ写真の撮り方、設定
滝や川など水の動きを捉えたい時
シャッタースピードを遅くすることで対応できます。1/10くらいの遅さだとしっとり流れている感じで撮影できます。明るくなりすぎるため、NDフィルターの装着、手振れ対策に三脚の利用が必要だったりします。
色が豊かな花畑などをきれいに撮りたい時
ここでキーワードになるのが、順光。そしてホワイトバランスです。
色がきれいに出る順光で撮影します。このときホワイトバランスを太陽光にしてもいいですが、あえて日陰や曇天などほかのホワイトバランスに変更します。
これにより色に変化がでます。自分が一番いいと思ったホワイトバランスで札家してみてください。
インパクトある山岳写真を撮りたい時
山岳写真を撮るときは、人や人のシルエットを入れます。デザインなどでも用いられる対比という技法です。
人が入ることで大きさを対比することが容易になり自然の雄大さを伝える写真になります。
撮る時間や構図を工夫する
アスペクト比を利用する
トリミングを行うときに自由にトリミングできるのであまり意識しませんが、アスペクト比という写真(画面)の縦横の比率が存在します。1:1(スクエア)や1:1.9とか3:4や16:9などがたまに効きます。
このアスペクト比が変わるとぐっと写真の印象が変わることがあります。
撮った写真がいまいちのときは、デジカメの機能やアプリなどを用いてトリミングしてみるといいかもしれません。
三分割構図を利用する
鉄板構図といえる構図ですね。
縦横三分割した線の交わる場所に被写体をおく構図ですが、風景の場合は
3分の2をメインの被写体、3分の1を空にするといった3分割が構図で撮ったりします。
比率を3分割です。
マジックアワー、ブルーアワーに写真を撮る。
何をとっても絵になる魔法の時間です。
ブルーアワーはその中でも特に空が紺色のように青くなりすごくきれいな夜空が撮れる時間です。
大体日の出または日の入り前後の20分くらいです。風景以外にもポートレートなどでもよく使われる時間帯です。
何よりも撮影したい絶景へ足を運ぶこと
「絶景は、絶景のあるところでしか撮れないし、超絶写真も超絶な場所・瞬間でしか撮れない」
昔、習ったカメラマンの方がおっしゃってました。それはそうですね。普段の僕の家で超絶写真撮れる気しないです。竜巻でも来れば別かもしれませんが、写真撮ってる場合ではないと思います。
なので、撮りたい絶景があるなら赴きましょう。ないなら絶景を見つけに行きましょう。
海へ山へ出かけることで絶景に会えると思います。後は、やれることやって楽しむことが重要だと思います。
この記事の参考にさせていただいた書籍