夏の写真のテーマはズバリ「涼」。
季節ごとにいろいろな写真があります。今回、あなたのために、夏に「涼」写真を撮るための方法を伝授していきたいと思います。
涼を感じさせる場所
森
木が多く木陰が多いので、非常に涼しく感じます。何より緑色というのは寒色になるので、涼しさを与えてくれます。
花なども咲いていれば一緒に撮影できますね。
水辺
水辺での撮影も涼しそうな印象を与えます。ただし、太陽の反射などを考慮しないと照り返しが厚さを表現してしまう可能性もあります。水しぶきや水鉄砲を使うと楽しさも伝わります。
夜の夏祭り
夏といえども夜は涼しいという印象を与えます。(印象だけで暑いこともおおいでしょう)
浴衣や屋台、花火など綺麗に写せるものもたくさんあります。涼しさを出すなら「かき氷」や「ラムネ」「金魚」を組み合わせるといいと思います。
海
涼しさと同時に暑さも漂います。ビーチパラソルの影、海の中など涼しく感じる場所で撮影すると言いと思います。海の家があるなら、飲み物を冷やしている氷、ビールや飲み物、カキ氷を利用するといいかもしれません。
水族館
氷の上にいるペンギンや白熊などを撮影すればばっちり涼しい写真ですね。水の中を泳ぐ魚は涼しさを伝えてくれます。また、青などの寒色が多いので、涼しい写真にはオススメです。
涼を感じさせる撮り方
水しぶき、水滴
水しぶきをたてて水遊びする様子はなんとも涼しげで楽しげな印象を与えますね。よく冷えた飲み物の水滴や植物の朝露なども涼しさを感じさせてくれます。
日陰、木陰に座って
陰になっている部分を見つけて撮ると涼しい場所という感じです。そよ風があるとさらにいいです。
木陰だと、周囲が緑のことが多いので、寒色なので写真のイメージも涼しい印象になります。
コケの生えた緑の石の上で
石の上に座ると暑い感じですが、コケが生えている場所は水分が豊富で湿っているイメージがあります。また、涼しい場所に生えていることがおおいので、その上に根っころがることで涼+リラックスという感じの写真が撮れます。
ただし、コケがはがれないように注意してください。
涼を感じさせる撮影アイテム
水鉄砲
涼しさのを表現する水しぶきを出したりするのにも使えます。水鉄砲をかけ合う絵などいろいろ楽しい写真が撮れます。
水着
夏の写真の鉄板のひとつですね。暑いから水着ということもあるので涼しさだけをあらわすわけではないですが、水の中などを撮る場所を工夫して涼しく見せることができます。
浴衣
夜の夏祭りと相性抜群。何より夏らしく涼しげに感じる服装ですね。後述の金魚や水風船、風鈴と合わせて涼しさを表現できます。
花火、金魚、水風船
祭りの定番ですね。花火は夜ということもあり、涼しい時間に行われるため涼しいイメージです。
水風船や金魚は袋に水が入っているため、涼しさを表現するのに使えます。
アイスクリーム、カキ氷
写真に写るだけで一気に体感温度が下がる感じがしますね。撮影のアイディアは人それぞれたくさんあります。個人的にはガリガリ君+ウイスキーがおすすめです。
ラムネ
暑い夏にはラムネみたいな感覚があります。特に海沿いの町なんかで絵になるなぁと思います。
日差しが強い中でラムネを飲む写真を見たときに、暑い日差しを写しても涼しく感じる面白い一枚だなとおもったことがあります。
麦藁帽子、日傘
某海賊のトレードマークですが、これも夏の暑さを和らげるアイテムなので、涼しさを感じさせるのに一役買ってくれます。ひまわり畑なんかと相性抜群ですね。
風鈴
風鈴は斜めに撮ると風にそよぐ感じが出ていいです。風があるのは涼しさを伝えるうえで大切な要素です。
涼しさを作り上げる要素
「涼」写真の大切な要素「涼しさ」を作り上げる要素は3つあります。
寒色
寒色とは青っぽい色で、青、緑、紫といった明度が低い色です。海や森などに多いですね。
そういう場所で撮影すると涼しげな写真になると考えます。
風
人間が涼しく感じるのは風があるときですね。風鈴がゆれる=チリンと鳴る=風があると感じて実際に体温が下がる傾向が日本人にはあるそうです。涼しい写真を撮るときに風になびくものを入れると涼しさを表現した写真ができると思います。
水
水は冷たい印象があるので、水しぶきや水遊びなどは涼しい印象を与えてくれます。海や川などの撮影や、水分を補給している写真などは涼しいイメージになると感じています。
参考にさせていただいた書籍