スコア比較 scoringACで写真をレタッチのビフォー・アフター点数比較

基準写真AI
基準写真

以前の記事で紹介した人工知能による写真の採点システムscoringACをつかって採点した写真がレタッチによってどのくらい変わるかを試して比較してみました。

採点基準は下の五つです。

Mean Opinion Score(画質、解像度など)
Brightness(主に明度)
Colorfulness(主に彩度)
Contrast(コントラスト)
Sharpness(シャープさ、輪郭強調)
うまく使えばレタッチの練習にも使えるのではないかとこの五つの項目に関するパラメータを増減させて点数がどうなるか見てみました。

Mean Opinion Score

まずは解像度の違いによる点数の違いの比較です。

街並み写真解像度72

写真解像度72

 

 

解像度が72の画像の点数は91.17でした。
これを解像度144に変更すると95.17点でした。解像度350の場合は94.03でした。
解像度の変化によって点数が変わるようです。

Brightness

コブハクチョウ

コブハクチョウ

基準写真70.12点
コブハクチョウ明るさ+20

コブハクチョウ明るさ+20

明るさ+20した写真70.49点
コブハクチョウ明るさー20

コブハクチョウ明るさー20

明るさ-20した写真68.79点
コブハクチョウ明るすぎる写真

コブハクチョウ明るすぎる写真

最大まで明るくした写真60点
もともと暗めの写真だったため、少し明るくすることでバランスが良くなり点数が上がりました。
上げればいいというわけでもなく最大まで上げると点数は下がりました。

Colorfulness

次に彩度の比較です。

風景写真base

風景写真base

基準となる写真65.4点
風景写真彩度+30

風景写真彩度+30

彩度+30した写真63.0点
風景写真彩度-30

風景写真彩度-30

彩度-30した写真66.4点
風景写真彩度MAX

風景写真彩度MAX

彩度最大まで上げた写真62.1点
彩度が少し強めに出ていた写真のため、上げると点数が下がり、彩度を下げると点数が上がりました。やはり、やり過ぎはよくないようで、彩度をがん上げした写真は、点数が低くなりました。

Contrast

コントラストの比較です。

基準写真

基準写真

基準となる写真84.75点

コンストラクト+30

コンストラクト+30

コンストラクト+30した写真84.58点

コンストラクト-30

コンストラクト-30

コンストラクト-30した写真84.58点

コンストラクト-100

コンストラクト-100

コンストラクト+100した写真82.44点

今回は修正する前の写真が一番評価が高かったです。

コンストラクトだけで見れば基準の写真が一番、良い状態のため+30とー30で同じスコアになりました。

Sharpness

シャープネスのレタッチによる比較です。

岡山城フィルム写真

岡山城フィルム写真

基準の写真88.92点

岡山城フィルム写真 シャープネス+20

岡山城フィルム写真 シャープネス+20

シャープネス20%上げた写真89.14点

岡山城フィルム写真 シャープネス+100

岡山城フィルム写真 シャープネス+100

シャープネスを+100%(2倍)した写真85.02点

アンシャープマスクを使ってシャープネスを上げてみました。

フィルム写真のためのもともとのシャープネスが少し低かったようで、少し上げると点数が上がりました。

上げすぎると逆に下がったので、やはり、丁度良い範囲が存在するようです。

コピーしたファイルは同じ点数になるのか?

元ファイルOを二つコピー(A,B)

AのコピーA2

BのコピーB2

合計5つのファイルを採点したところ同じ点数になりました。

仕組みはわかりませんが、機械学習により、良い写真と判定されたもののヒストグラム等との差異の比較で、点数を出しているのかもしれません。そのため同じヒストグラムを持つものは同じ点数=コピーは同じ点数となるのではないかなと思いました。

レタッチの練習にもなる。

レタッチの練習にも使えると思いました。

scoringACで点数が上がる様にレタッチすれば、やり過ぎない、程よいレタッチができるようになると思います。

ただし、芸術性などの判定ができないため、構図などのトリミングの練習には不向きだと思われます。

上手に使いこなせば、遊び以外にも使い道が多いのではないかと思います。

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