とりあえずrawをjpegにしたいという場合に、windows10フォトが便利だとずっと考えていましたが、枚数が多いとめんどくさい。
間違えて大量にrawファイルで撮影してしまった時などに便利な方法を見つけました。
それがpythonを使ってraw現像するスクリプトを作って、クリックしたら指定フォルダ内のrawファイルを現像してjpegとして保存するという方法です。そして、ツールは自分で作ることになります。
※今回のツールは一部未完成です。解像度が96dpiになってしまうため、元の画像のサイズによっては印刷で画像が荒くなる可能性があります。(WEBは72dpiあれば大丈夫です)
Pythonでraw現像事前の準備
環境構築はIT系のプロの方にお任せするとして、必要な準備の概要を書きます。
作成時に参考にした記事のリンクを張っておきますので利用してください。
Pythonをインストール
windows10 でやります。(macの方や別のwindwosの方は自身で脳内補完でお願いします。)
pythonの最新バージョン64bitをインストールしてください。
参考サイトのリンクを張りますので、こちらを見ながらやってみてください。
エディタの準備
エディターはいろいろありますが、Pycharmというのがrawpyというモジュールをインストールするのために必要でした。(別の方法でできればいいですが、筆者の環境はPycham経由でしかできませんでした。)
記述はvisual studio codeを利用しています。
モジュール rawpyとimageio
ライブラリとかAPIとかプラグインとか似たような概念の物はたくさんありますが、pythonのプログラムから呼び出して使えるプログラムの塊みたいなものです。rawpyとimegeioをインストールしておく必要があります。(プログラム内で使うため)
pycharmでrawpyをインストールするときに参考したサイトです。
rawファイルの拡張子を調べておく
rawファイルと言ってもカメラメーカー毎に違うので、自身のカメラのrawファイルの拡張子を調べておいてください。
rawファイルを右クリック
プロパティをえらぶ
表示される情報の「ファイルの種類」を確認。
NIKONは.NEFでした。
rawファイルはスマホはdng,ソニーはARWといったものもあります。