片方はkaoACとfusion ACの合わせ技、片方はfusionACで適当に合わせた写真

写真Aとしておきます。

写真Bとしておきます。
比較するまでもなく、上はあまり違和感がないですが、下は誰が見ても失敗です。
fusionACの弱点
上がkaoACとfsionACとの合わせ技、下がfusionACでてきとうに合成した失敗作です。fusionACは、合成元と合成先の顔の角度が少しずれるとこうなることが多いです。ぴったりを見つけるために何度も合成を繰り返す必要があります。
kaoACの弱点

kaoACで作った合成用画像
これが写真Aを作る時に使った画像です。kaoACで生成してます。「写真C」としておきます。
kaoACは帽子などをかぶっていると頭がつぶれてしまいます。この写真も、頭頂部がへこんでいるのは元画像が帽子をかぶっているためです。また、背景は消えてしまいます。
kaoACとfusinACの合わせ技
そこで、kaoACで被写体と同じくらいの設定で顔を変化(かくどはあまり変わらない)
させ、fusionACで変化できるか試してみました。
元の写真はこれです。(顔出しの許可出なかったので、ボカシ入りですが、実際のkaoACではボカシと文字が入っていないものを使っています。)
この写真の顔をfusionACで入れ替えて写真A(記事冒頭の写真)にしていきます。仮に「写真O」とします。
1.写真OをkaoACで「青年」「女性」「アジア人」で変化させます。(実際のモデルの人と近い設定。)
2.写真Cが出来上がる。
3.fusionACにて写真Oと写真Cを合成
4.写真Aが出来上がる。
この手順で写真Aくらいの精度の物が出来上がります。
写真Cをもう一度同じ設定で変更してみる。

kaoACで作った合成用画像
上の写真Cを同じ設定「青年」「女性」「アジア人」で再度変換します。

kaoACもう一回変化をかけたもの
目元と唇が少し変化しました。3回目以降は変化が小さかったため、限界があるかもしれません。
好きな方を使ってみるといいかもしれません。
モデルリリース問題などもクリアできるかも。。。
一枚、fusionACで顔を入れ替えた画像が写真ACで審査を通りました。若干、不気味の谷にも似た違和感のありますが、一応、大丈夫でした。モデルリリースもいりません。
ただ、自己申告なので、fusionACで入れ替えていない画像を入れ替えたと偽ってアップロードするなどは辞めておいたほうが良いかもしれません。
もしかしたら、fusionACの履歴と照合できたりする仕組みもあるかもしれませんが、推測の域を出ませんので正直に申請したほうが良いと考えます。
自撮りで顔を変えれば、モデルを頼める人がいなくても素材が作れますし、顔だけ変えるからモデルしてと頼みやすくもなります。写真の幅は少しは広がってくれるかなと期待できます。